パヴェ・ドゥ・ノー＜PAVE DU NORD＞ [10069]

【パヴェ・ドゥ・ノー】は牛の全乳から作られるセミハードタイプのアルティザンチーズ。 ”北方の石畳”の名を持つこのチーズは、昔からミモレットの生産者によって作られてきました。製法は昔ながらのミモレットの製法同様。この長方形の厚い形とパヴェの名は、その当時パリとルーベックスを結んでいた街道の石畳の敷石に因んでいます。またこの形は、熟成するにつれより香りや風味が豊かになる形でもあります。残念ながら現在ではほとんど生産のなくなってしまった珍しいチーズの１つです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【味わい】

外皮は赤みがかったグレーに、中身は美しいオレンジ色。密度の高い締まった肉質で所々に小さな穴がみられます。おとなしいバターのような微香がし、熟成の若いうちは柔らかく甘みと多少の酸味も感じられ、熟成によってコクが増し、クルミやヘーゼルナッツ様の香ばしい味わいが深まります。

ブロック状にカットしても美味しいですが、薄くスライスしてすぐに食べる!これが一番です。甘いミルクの香りが心地よく口中に広がります。

【ペアリング】

ほんのり甘みのある白ワインと合わせて。

【生産地域】

フランス／ノール＝パ＝ド＝カレ

【乳種】

牛乳

【サイズ・形状】

角の取れた長方形の塊、長さ約30cm×幅10cm、総重量約3.7kg、乳脂肪分45%